冬になるに連れ、風が強まって水面が荒れやすくなります。特に風の影響を強く受けるボートレース場は、こうした影響を見ながらレースを見なければなりません。向かい風の時はまくり、追い風の時は差しが有利だと知っておくと舟券が買いやすくなります。
今回はボートレース江戸川で行われるヴィーナスシリーズ・Yes!高須クリニック杯の優勝候補を紹介します。風の影響を非常に強く受け、しかも元々水面が荒れる江戸川。この中で行われる女子戦は波乱が起きる可能性もあります。
荒れる水面が波乱を呼び起こす?ヴィーナスシリーズ・Yes!高須クリニック杯の優勝候補は?
・遠藤エミ
課題は優勝戦の立ち回り。優勝戦までの進出は堅い。
常滑ヴィーナスシリーズでは優勝戦1号艇だったが、スタート後にまくり差しが決まって敗戦。壁がなかったことが原因だが、優勝戦のスタートや立ち回りが少し気になるところ。優勝戦までは堅い選手だけに、最後の締めくくりがしっかりできるかが課題。
・田口節子
道中の安定感はメンバー随一。優勝戦を勝ち切るためには1号艇が欲しい。
女子戦では予選から準優勝戦までの安定感が非常に高く、ほぼ優勝戦には乗ってくる。ただ、優勝戦は他の選手にやられる傾向もある。1号艇であれば安定して戦えているだけに、難しい水面でも最内枠で戦えればチャンスあり。
・深川麻奈美
安定している時は優勝戦に絡んでくる。序盤の仕上がりが鍵。
序盤から安定して上位に絡むと優勝戦には乗ってくる。優勝戦1号艇であれば勝つチャンスも十分にある。一方で、予選から苦戦していると準優勝戦で負ける傾向がある。優勝のためには序盤の仕上がりが求められる。
・山下友貴
女子戦での安定感が増してきた。序盤から仕上がりが良ければ優勝のチャンスあり。
近況も準優勝戦までは確実に進出しており、蒲郡のオールレディースでは優勝戦にも進出している。勝率も徐々に戻りつつあり、A1に近い水準まで上がってきた。序盤から好調なら要注意の存在。
・出口舞有子
思い切りの良さが魅力。踏み込んだスタートからチャンスを作り出す。
ヤングダービーでは3勝し準優勝戦まで進出。思い切りのいいスタートで高配当も連発していた。フライング休み明けの蒲郡では苦戦したが準優勝戦まで進んでおり状態は悪くない。江戸川はスタートも重要視されるコース。スタートさえ行ければチャンスあり。
以上の5選手を優勝候補と予想します。
女子戦と江戸川は何が起きるかわからないという難しさがあります。また、開催期間中にどれだけ水面が荒れるのか、こうした状況も波乱を起こす可能性につながるでしょう。
なお、今回の準優勝戦は2レースで組まれており、これまでの準優勝戦に比べて進出の難易度が高くなります。江戸川ではよくあるパターンですが、他のボート場と異なるパターンには気をつけておきましょう。
予想担当:散人
その実力、天竺級。

的中実績
2021/3/16(火) 福岡6R→福岡8R 791,240円
2021/4/7(水) 唐津10R→児島8R 898,380円
2021/5/25(火) 鳴門8R→鳴門10R 891,480円